×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
clickで拡大
報告の続き。
写真は光麗です。写真にあるとおり、頭部の部分をつくったもので、これ自体は津田沼祭に展示する用に急遽こういったカタチになりました。しかもこのアタマ、正面から見て半分しかないんです。ぶっちゃけもう半分作るの忘れてました、ゴメンナサイ。しかも塗装したのは津田沼祭初日というギリギリの品物だったりします。ディテールもかなりガタガタ(汗)なので正規版ではきれいに作り直す予定です、ハイ。
ポイントとしては片顔に3つずつ配置してある眼で、合計で6個眼があります。このことから最初は名前を光麗ではなく六瞳(りくどう)にしようと思ってました。が、他の班員の手によってあえなくボツ。
アタマのデザインは開発当初から決まっていて、あまり変更はないです。変わっているけどカッコいいものにしようと思ってこういうデザインにしました。
また、アタマに関しては思いのほか怖い人相なので展示するときにちょっと心配しましたが、興味を持って見てくれた方がちらほらいてよかったです。見てくれた方のなかではどうやって目を光らせているのか疑問に思った方が何人かいたみたいですが、これはデカイ青色LEDを中に仕込んでやっています(写真も点灯時のもの)。
本当は横から伸びているラインからも光が漏れるようにしたかったのですが、あまり実現していません。最終的にはこれも改善する予定。
clickで拡大
次。光麗本体のほうですが、大きな変更として外装を取り付けたのと、腕先が付きました。
外装は事前に作ったものを塗装しています。これもアタマと一緒にやりました。
clickで拡大
外装もアタマと同じく黒と蛍光イエローのコントラストがはっきりとした彩色です。実はこの色合わせも開発当初から決まっていました。これは前作のテスタのときに塗る色が決まらなくて、「あとから色を決めるのは苦しいな~」と感じたのでやったことです。テスタのときは迷った挙句に色なしでしたから。
ちなみに開発のはじめからデザインコンセプトなどを決めているのはテスタの時には思うようにカタチを作れなかったからでもあります。チームで作っているのに個人の思うようにというのはちょっとおかしいのですが、チームメンバーが偏った意見しかくれない(しかも全員ばらばら)ので、それなら自分で決めてしまおうという感じで。実際そうしないと決まらなかったですし。光麗の紹介ボードにはデザイン重視のためにデザイン学科の部員が~、と書いていましたがこれは裏を返すと半分エゴですね(爆)。もっとも創作なんてのはエゴが強くないとできないと思っているので、今回はそれが良い方向に働いたかな(?)と思っています。
あと話を戻して裏話をすると、黒と蛍光イエローというアイディアはauのA1301Sという携帯電話(ちょっと型が古い)から影響を受けています。それを見てもらえると光麗がどういう色を目指しているのかわかるかも。
塗装に関しては、本当はゴム系塗料を下地にしたりとかしたかったのですが、津田沼祭前夜に一度やって失敗したので実現はしませんでした。ハケで塗るタイプのゴム塗料はきれいに仕上げるのが難しかったので、余裕があれば漬けるタイプも試してみようかなと思います。
あとは腕先ですね。これは津田沼祭期間の最中に作ったので最終日のみの展示となりました。設計は事前にしてあったんですけどね。腕がちょっと長めなのは起き上がり動作を楽にするためです。これでもロボットのスタイルを崩さない範囲のギリギリを狙っています。
clickで拡大
ちなみに次のROBO-ONEから腕の長さの規定が入るみたいですが、光麗の腕の長さが19cm超、脚の長さが22.6cmだったので規定クリアでした(規定では、脚の長さ>腕の長さ)。規定の話をすると新しい規定では光麗は3kg以下の中量級に分類される予定です。それによる変更も特になしです。
以上、長くなってしまいましたが報告終了です。また何か進展があれば更新します。
PR
この記事にコメントする
リンク
プロフィール
HN:
総工研07年度OB 二足 E班
HP:
性別:
男性
職業:
大学生(当時)
自己紹介:
千葉工業大学のロボットサークル「総合工学研究会」2007年度OB(2009.03卒業)の二足歩行ロボット・E班。
二足歩行ロボット「光麗」が最後の作品。ロボットは技術より格好にこだわるスタンスで制作。
ちなみに班長はデザイン学科という理由だけで、入部初期から部のポスター・ビラを一手に任されていたので、その手の話題も。一時期の部のポスターがデザイン凝っていたのはこの人のせい。ホームページに貼ってあるタイトルバナーもこの人が作りました。
二足歩行ロボット「光麗」が最後の作品。ロボットは技術より格好にこだわるスタンスで制作。
ちなみに班長はデザイン学科という理由だけで、入部初期から部のポスター・ビラを一手に任されていたので、その手の話題も。一時期の部のポスターがデザイン凝っていたのはこの人のせい。ホームページに貼ってあるタイトルバナーもこの人が作りました。