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korainokosi
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光麗の腰部分。ここに両足と腰のヨー軸(水平に回転する関節)を連結します。実は非常に重要なパーツ。
 これからコイツに塗装をして最終仕上げです。
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とりあえずまだ最初なので、班の現状報告からしていきます。
 現在旧西野班は2体の2足歩行ロボットを手掛けております。
 1台は"テスタ"。下の写真がそれです。


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テスタは先日の第10回ROBO-ONEに参加した名残りで現在改修中です。写真では分かりにくいかも知れませんが、上半身と下半身がくっついていません(汗)
 そして班がもう1台手掛けているロボットが"光麗(こうらい)"です。実は光麗はまだ製作途中でして、近々ちゃんとしたカタチになる予定です。ゆえに画像はまた後日。

 んで。ついでなので、テスタの詳しい説明をしていきます。少々長くなりますが、よろしければお付き合いください。
 テスタは旧西野班の前身である北井班(ぶっちゃけ名前が違うだけですが)が去年はじめて製作した2足歩行ロボットです。

 仕様(スペック)について。
 テスタは、身長30cm。体重2.3kg。関節軸数、合計17個。下半身11個、上半身6個です。サーボモータは両腕のロール軸4個を除く全てにJRのDSR-8801(トルク28.5kg・cm)という、はじめてのわりにお高いサーボ(定価16,800円)を使用しております。ただし、先日腰のヨー軸のサーボが壊れてしまったので、それだけはJRのDS8711(トルク25.0kg・cm)に交換予定です。他のサーボは近藤科学のPS-2113(トルク9.5kg・cm)を使用。使用CPUはPIC18F452です。
 ボディの部品はアルミの5000番1.5mm厚と2000番3mm厚を併用して作っています。一部の部品をモデラーという機械で自動削り出しを行っていますが、基本は金ノコギリを使ってアルミ板を切り出し、それに穴開けや折り曲げをしてひとつひとつのパーツを作りました。現在製作中の光麗も全て後者の方法で部品を作っております。

 作業の仕方について。
 当時の北井班は5人でしたので、それぞれの作業は分担して行いました。テスタの設計はこのBlogの作者(江口)と今はなきT川(彼は当サークルを脱退しました)が担当。電気回路とプログラムは北井。モデラーでの加工は井山。手加工の部分は西野を中心とした全員で、という感じ。テスタのハードが正式に完成したのは2005年の今頃だと記憶しています。しかしその後、ロボットのモーション製作が滞り、プログラマーが二転三転し、回路も最終的に他の班に依託するなど、多くの人員的問題を抱えたのもテスタです。そして壊れる度にハード面にも様々な改修を加え、現在に至ります。前記のとおり、現在も改修途中。

 今までと今後の話。
 テスタのいままでの戦績は第8回ROBO-ONE参加。第4回ROBO-ONE specialのROBO-ONE Dash参加、1回戦敗退。第10回ROBO-ONE参加、審査落ちといまだ成果をあげられていませんが、ちゃんと動かせばなかなかイケる機体だとは信じています。あと足りないのはプログラマーの努力なので、そのあたりをしっかり取り組むのが今後の課題。
 ちなみに現在のテスタは江口が回路を除くハード部分を担当し、井山がプログラムを担当しています。
プロフィール
HN:
総工研07年度OB 二足 E班
性別:
男性
職業:
大学生(当時)
自己紹介:
千葉工業大学のロボットサークル「総合工学研究会」2007年度OB(2009.03卒業)の二足歩行ロボット・E班。

二足歩行ロボット「光麗」が最後の作品。ロボットは技術より格好にこだわるスタンスで制作。

ちなみに班長はデザイン学科という理由だけで、入部初期から部のポスター・ビラを一手に任されていたので、その手の話題も。一時期の部のポスターがデザイン凝っていたのはこの人のせい。ホームページに貼ってあるタイトルバナーもこの人が作りました。
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