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どーもです。もうすぐに大晦日ですね。

■やるやるといいながらずっとほったらかしてたバックパックの説明をします。
いえ、年内にやっておこうといま思い立ちました。説明上の都合で写真を大量投入して参りますよ。


今の光麗のバックパックは「開閉」をコンセプトに製作しました。
自分が作ったバックパックとしてはそれまでにない設計の凝りようで、なんと3段階に開きます。
この設計にした理由は、

1.色々開いたほうがバックパックらしいじゃないか!
2.設計してる途中で新しいリポの収納方法を思いついた。

といったものです(たぶん)。
色々うんちくを並べても仕方ないので実際に開いてみよう。↓




NEC_0379.JPG
まずは一箇所目。上のカバーです。

NEC_0380.JPG

NEC_0381.JPG
カシャン。

ちなみにこのカバーは機能上あまり意味はありません。配線保護の役に立っているようでスイッチ入れるときにひたすら邪魔なだけかもしれない。


続いて二箇所目。下のカバー。

NEC_0381.JPG

NEC_0382.JPG
ガシャン。

このカバーはほとんど開いたことがありません。まぁ回路保護のためにつけてるようなものです。
ホントは完全防護仕様にしようと思ってたんだけど、良いデザインに至らず、とりあえず置いといてます。このままでも回路に直に衝撃イッたことないしね。
開閉機構はプラスチックの蝶番を使用しました。自前で穴開けなきゃいけなかったことを考えると結構面倒だった。なんで蝶番ってM2クラスのネジ穴のものがないんでしょうか。


で、最後ですが。バックパック下部に注目。

NEC_0383.JPG

NEC_0386.JPG
ガパッ。

回路収納部分が直接回転して、開きます(その下が)。この奥にはバッテリーを収納しています。

NEC_0388.JPG

ここの回転軸はひとつめの上カバーと同じ部分を使っています。軸穴にわざわざベアリングを使って、二重の軸を(ちょっと無理やり)作り上げています。

この方式にしてからバッテリー収納が楽になりました。従来はロボットの脇の下辺りから横にスライド収納させていたので、バッテリー交換のたびにいちいち腕を回転させなければならず、結構大変だったんです。
今現在の方式はウチの班のバッテリーを収納するために考え出した苦渋の策ですね。設計当初は多少無茶に思えたものの、実際出来てしまったもんですから、結果オーライ。

また、津田祭前の改良もあって、いまではバッテリーの取出しがかなり早くできるようになりました。
しかしながら、まだバッテリーの収納空間としてはキツキツなんですが。多少リポを圧迫してる感があるのでちょっと怖いです。でも設計上、これ以上譲歩は出来ん。いい加減リポを新調するべきか?でも光麗[轟]の場合、容量が減ると稼働時間がキツキツになりそうなのでそれも怖いです。うーむ。

あと、このバックパックはかなり耐久性重視で作ってあります。前のバックパックはモーションで背中を打ちつけているうちに付け根がグラグラになってしまったので…(上半身との取り付け方がまずかった)。
この問題の解決のために結構、元のカタチと重量を無視した設計してます。
オレが重量関係で羽目をはずしだしたのはこの頃からかもしれない…。


以上です。
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プロフィール
HN:
総工研07年度OB 二足 E班
性別:
男性
職業:
大学生(当時)
自己紹介:
千葉工業大学のロボットサークル「総合工学研究会」2007年度OB(2009.03卒業)の二足歩行ロボット・E班。

二足歩行ロボット「光麗」が最後の作品。ロボットは技術より格好にこだわるスタンスで制作。

ちなみに班長はデザイン学科という理由だけで、入部初期から部のポスター・ビラを一手に任されていたので、その手の話題も。一時期の部のポスターがデザイン凝っていたのはこの人のせい。ホームページに貼ってあるタイトルバナーもこの人が作りました。
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